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News- 高知のニュース

今年の祈願は『疫病退散』大寒の海でコロナ終息願い若手神職たちが禊【高知】

高知市の種崎海水浴場にはふんどし姿の男たち。
2014年から県内の若手神職たちが毎年行っている大寒禊です。
この神事は1年で最も寒いとされる「大寒」の日に海や川など水の中で心身を清め、1年の無病息災で祈ります。

今年は20代から40代までの男女9人の神職が参加しました。
海の中に入りマスクをしたまま祝詞を10分間唱えます。
これまでは地震や大雨の被害など日本の復興を祈ってきましたが、今年祈願するのは「疫病退散」
新型コロナウイルスの終息と感染者の早期回復が祈願されました。

(六條八幡宮・新川一也宮司)
「今年は少し暖かくて助かったが身の締まる思いで入った」

この日の県内の最高気温は四万十市江川崎で14.9℃、梼原で13.1℃と3月中旬並みを記録。
県内のほとんどの地域で平年より1℃以上暖かくなりました。
とはいえ、1月の海は冷たく神職たちは地元の人が用意してくれたたき火で暖をとり表情をゆるめていました。

(若宮八幡宮・小笠原義直権禰宜)
「高知県内から始まって、四国全国へ(新型コロナの)縮小の輪が広がっていければ禊をした甲斐があったと思う」

(六條八幡宮・新川一也宮司)
「とにかく疫病退散。早く普通の暮らしがマスクなしでできるように祈りを込めた」